
小田地区は昔から
林業、農業が主産業の町です。
林業は中世、すなわち、江戸時代に発達し、
「木を一本出したら、寝て暮らせた」
と逸話が残るくらい、
高値で売れていたようです。
現在も内子町森林組合小田支所を中心に
スギとヒノキなど林業会社が切り出したものを
販売しています。
近年、バイオマス発電も盛んで、
間伐材の活用も進んでいます。
農業もピーマンやトマトを中心に
米、いも、麦、蕎麦などの穀物、
花卉、田渡地区では若松が一大産業になっています。
いちごやゆず、栗、柿などの果樹栽培も盛んです。
また、最近では土木建設業も
主産業の1つといえるでしょう。
田渡、参川、小田地区それぞれに
土木建設会社が残っており、
河川整備や、道路整備、擁壁整備など行っています。
第3次産業のメインは福祉施設といえるでしょうか
介護福祉施設で介護に携わっています。
商店や道の駅など商業も
旧小田町内で約30店舗残っており、
今後の事業者継承や、
更なる活性化が見込まれます。